電気の使用量は、「消費電力×使用時間」で算出されるため、家電製品の使用状況が大きく影響します。
使用量料金の算出方法、使用量増加の要因について以下をご覧ください。
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使用量料金の算出方法
使用量料金は、家電製品の消費電力から、以下の計算式で算出できます。
家電製品の消費電力(W)÷1000×時間(h)×使用量単価(円/kWh)
※家電製品の消費電力は取扱説明書等をご確認ください。
※1kwhあたりの単価は料金プランによって異なります。
・ 自由料金プラン(スタンダード、スタンダード、プレミアム、スマートライフなど)
・ 規制料金プラン(従量電灯、低圧電力など)
※選択約款契約(電化上手など)の方は、こちらのページで「2016年3月31日をもって新規ご加入の受付が終了したプラン▼」を押して対象のプランをご選択ください。
冬季の使用量増加要因
■室温と外気温の温度差
例えば、夏場で外気温が34℃、冷房を28℃に設定した場合の温度差は6℃ですが、冬場で外気温が6℃、暖房を20℃に設定した場合の温度差は14℃となります。同じエアコンを使用しても、室温と外気温の温度差の違いから、冬場の暖房の方が使用量が増える傾向があります。
■日照時間の違い
冬場は日照時間が短く、照明器具の使用時間が長くなると、使用量増加の要因となります。
■電子レンジやポットなどの使用状況
温かいものを食べたり飲んだりするために家電製品の使用回数が増えると、使用量増加の要因となります。
■洗濯機・乾燥機の使用状況
冬の衣類はかさばるため洗濯回数が増えたり、乾きにくさから乾燥機の使用回数が増えると、使用量増加の要因となります。
夏季の使用量増加要因
■冷蔵庫の使用状況
夏場は冷蔵庫に冷たい飲み物や食品などを多く詰め込みがちです。加えて、頻繁に開け閉めすると冷蔵庫内の温度が上昇しやすく、上がった温度を冷やすために電力を消費するため、使用量が増える傾向があります。
■エアコンのメンテナンス状況
エアコンのメンテナンス(フィルター掃除など)ができていないと、エアコンの効率が悪くなり、使用量増加の要因となります。
ライフスタイル・家族構成の変化
在宅ワークの増加やペットを飼い始めたなどライフスタイルの変化、家族構成の変化などにより、電気の使い方が変わることで使用量に影響する場合があります。
漏電による使用量増加
漏電による使用量増加が疑われる場合は、分電盤に漏電遮断機(漏電ブレーカー)の取付け有無と、作動状況をご確認ください。
通常、漏電などで異常電流が流れると、漏電ブレーカーが作動して住宅全体の電気が切れます。瞬間的(0.1秒)かつ自動的に電気を遮断しますので、そのまま電気が漏れ続けることはありません。
使用量に異常な増加がみられる場合は、漏電遮断機(漏電ブレーカー)の故障などにより漏電している可能性も考えられるため、ご心配な場合は建物の管理会社や電気工事店へご相談ください。
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関連項目
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